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はじめての薬膳 [医食同源]

先日、ずっと興味があった「薬膳」の講座へ行ってきました。
この日は、「血虚」についての薬膳でした。
「血虚」についてはこちらの記事をご覧ください。

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私も「血虚」体質なのですが、その「血虚」タイプにおすすめの食材は、
補血・補気・健脾の働きをする食材を食べるのが良いそうです。

●補血・・・人参、小松菜、ほうれん草、なつめ、黒きくらげ、金針菜、龍眼肉など
●補気&健脾・・・じゃがいも、山芋、かぼちゃ、豆、きのこ、キャベツ、もち米など

以上のような食材を献立に取り入れると良いそうです。

この日はじめて「龍眼肉」を食べたのですが、意外に美味しかったです。
龍眼肉は、名前に肉とついていますが、ライチに似た果実です。
お茶のお菓子にも使われ、ドライフルーツのように食べられます。
不眠症や不安症、動悸など精神的な疲労を和らげる効果があるそうです。
「加味帰脾湯」など漢方薬の生薬としても使われています。








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お正月食べすぎた方に・・・胃に優しい食べ物 [医食同源]

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
皆さま、健やかに新年を迎えられましたでしょうか。

お正月に色々なものを食べすぎて、今、「胃が重い・・・」と思われている方も多いと思います。

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そこで、今日はちょっと中医学とは離れますが、
胃に優しい食べ物をご紹介したいと思います。

胃が重い時に良い食品は、「消化を助ける食品」と「胃の働きを高める食品」です。
例えば・・・

●消化を助ける食品
キャベツ・山芋・れんこん・大根・はとむぎ・梅干し・トマト・リンゴ・しそ

●胃の働きを高める食品
白身魚・とうもろこし・かぼちゃ・にんじん・トマト・いも類・豆類・きのこ類

これらの食品を上手く入れながら、献立を考えると良いでしょう。
あとは、ご飯はいつもよりも柔らかめに炊いた方が胃に負担が少ないです。
明日は7日で、「七草粥」を食べる日でもありますね。
七草粥には、お正月で疲れた胃を休める意味が込められています。

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胃が重い時は、無理して食べようとせずに、
上記のような胃に優しい食べ物を食べて、少しずつ正常に戻していきましょう。


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冷え性にいい食材は? [医食同源]

昨日の「冷え性と朝食」の記事で少し触れた温性の食材と陰性の食材について
今日はもう少し詳しく書いていきたいと思います。


食材には、身体を温める(温性)食材体を冷やす(陰性)食材があります。

身体を温める食材は、寒冷地でとれるものや地下で成長するものが多く、
身体を冷やす食材は、温暖地でとれるものや地上で成長するものが多いです。


具体的にみてみますと、

身体を温める(温性)食材

根菜類 ごほう、にんじん、さつまいも、 山いも、らっきょう、れんこん、 玉ねぎ、しょうが、にんにく、にら、しそ

豆・種子類  いんげん、そら豆、なた豆、くるみ、松の実、栗

乾物  干ししいたけ、切り干し大根、ドライフルーツ

肉類  羊肉、鶏肉、鹿肉

魚類  あじ、いわし、さば、さんま、ぶり、あなご、どじょう、うなぎ

発酵食品  みそ、こうじ、納豆、チーズ、酒かす

果物 さくらんぼ、桃

飲料類 紅茶、ココア、日本酒、ワイン、焼酎、紹興酒

砂糖 黒糖


体を冷やす(陰性)食材

野菜類 レタス、トマト、セロリ、ほうれん草、なす、たけのこ、パセリ

魚介類 かに、かき、しじみ、たこ

肉類 馬肉

乳製品 牛乳、バター、ヨーグルト

果物 バナナ、マンゴー、パイナップル、なし、柿、すいか、いちご、メロン、びわ、みかん、りんご

飲料類 緑茶、コーヒー、野菜ジュース

砂糖 白砂糖


温性と陰性の食材、なんとなくイメージ出来ましたでしょうか?

ただ、冷え性だからと言って温性の食材ばかりを選び、汗をかくほど食べるのは逆効果です。
発汗は体内の熱を奪うことになるので、食べた後に冷えが強くなることもあります。
中医学は「陰と陽」を重視していますが、何事もバランスが大事です。
冷奴の上にしょうががのっているように、温性と陰性の食材を組み合わせて、
上手く身体の中の寒熱のバランスを取って、食事から冷え性を改善していきましょう。





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