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今日は「白露」です [陰陽学説]

今日は、二十四節気の白露(はくろ)です。

白露とは、この日から秋分になるまでの時期を指し、
「大気が冷えて、露が出始めるころ」と言われています。

leaf_basil.png

また、白露の白は、陰陽五行説(五色)で秋の色と言われています。
ですので、秋は食べ物も白いものを食べると良いそうです。
例えば、白ごま、白きくらげ、白ネギ、豆腐、豆乳、梨、りんご、蓮根などです。
乾燥しやすい秋ですので、中でも梨や白きくらげなど潤うものが良いでしょう。

まだ日中は夏のように暑い日もありますが、
朝晩は少しずつ冷たくなり朝露も出始める頃なので、
みなさん体調を崩さないように気を付けてくださいね。





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陰虚タイプと陽虚タイプの養生法 [陰陽学説]

今日は、「陽虚タイプと陰虚タイプの養生法」について書いていきたいと思います。
「陰虚」か「陽虚」、どちらか不明な方は前回の記事をご覧になってくださいね。


陰虚タイプの養生法

 ●陰の気を補うために、早めに就寝してたっぷりと睡眠を取りましょう。

 ●昼はしっかり活動して、夕方からはリラックスモードに切り替えましょう。

 ●身体の潤いを奪ってしまう、香辛料や刺激物は控えめに摂りましょう。

 ●陰を消費してしまう、ストレスや過労、過剰なセックスに注意しましょう。

 ●イライラ、くよくよせず、前向きに考えるクセを持つようにしましょう。


陽虚タイプの養生法

 ●陽気を高めるために、ウォーキングなど軽い運動を日常に取り入れましょう。

 ●身体を冷やす、生ものや冷たい飲み物、生野菜、果物は控えめに摂りましょう。

 ●温性の食物(生姜やシナモンなど)を摂るようにしましょう。

 ●高温での長風呂は陽気を失うので、避けるようにしましょう。

 ●疲れたら無理をせず、睡眠時間もしっかりと毎日確保するようにしましょう。



どちらのタイプにも当てはまる養生法は、「昼は活動、夜は休息」です。

朝から昼に向けて太陽が出て、正午に「陽」が極まります。
そして、夕方から夜に向けて今度は月が出て、真夜中に「陰」が極まります。

人間もそのリズムに合わせて、昼間にしっかり活動し(陽)、夜はたっぷり眠ると(陰)、
身体の「陰と陽」のバランスも保ちやすいのですね[晴れ][三日月]


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陰と陽、あなたはどちらのタイプ? [陰陽学説]

今日は、「陰と陽」の体質について書いていきたいと思います。
中医学では、陰の力が不足していて陽が過剰な体質を‘陰虚’、
陽の力が不足していて陰が過剰な体質を‘陽虚’と言います。
さて、あなたはどちらに当てはまるでしょうか?


●陰虚
 身体を潤す働きが弱く、体内に熱がこもって乾燥している人に多く見られます。
 
 ・陰虚の症状
  のぼせ、手足のほてり、口が渇く、夕方以降熱っぽい、夢が多く眠りが浅い、便秘、動悸など

 ・陰虚タイプの人は・・・  
  痩せている人が多い、よくしゃべる、落ち着きがない、イライラしている


●陽虚
 身体を温める力が不足している人に多く見られます。

 ・陽虚の症状
  寒がり、手足が冷える、下痢しやすい、食欲不振、身体がだるい、足がむくむ、生理痛など

 ・陽虚タイプの人は・・・  
  声に力がない、気力がなく動きたがらない、疲れやすい、ふさぎこみがち


どうでしょうか?どちらかに当てはまりましたか?
どちらにも当てはまらない方は、今はとても陰と陽のバランスが取れていると言えるでしょう。
ただし、体調や環境の変化によって、「陰と陽」は一方に傾いたり、また戻ったりすることを
忘れずに、引き続き養生なさってくださいね。
次回は、「陽虚タイプと陰虚タイプの養生法」について、書いていきたいと思います。


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切っても切り離せない「陰と陽」 [陰陽学説]

今日は、前回の続き「陰陽学説」についてです。
まずは、「陰と陽」の関係で基本的な4つのことについて書いていきたいと思います。


1、陰陽対立
  自然界のあらゆるものは全て相互に対立していて、陰と陽に分けられる。
  (例) 夜と昼、男と女、静と動、寒と熱

2、陰陽互根
  陰と陽は対立しながらも依存し合い、どちらか一方では成立することが出来ない。
  (例) 上があって下がある。 右がなければ左も存在しない。

3、陰陽消長
  陰と陽の関係はずっとそのまま変わらない状態ではなく、常に変動をしている。
  (例) 四季の気候変化(夏至から秋、冬へ。暑から涼、寒へ)

4、陰陽転化
  ある一定の条件下で、それぞれ反対側に転化する(陰は陽に、陽は陰に変わる)。
  (例) 高熱が持続した後に、急に体温が下がって顔面が蒼白になる。  


このことから「陰と陽」は、切っても切り離せない関係と言えるでしょう。
次回は、「陰と陽」を人体に当てはめて、書いていきたいと思います。





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夏至は、陽極まる日。 [陰陽学説]

今日は、「夏至」ですね。
昼間の時間が最も長くなる夏至は、中医学では「陽が極まる日」とされています。

陽とは何かと言いますと、皆さんもご存じな「陰と陽」の「陽」です。
冬から夏に向かって、どんどん陽の気が高まっていき、夏至で陽のピークを迎えます。
そして、夏至を境に冬に向かって、陰の気が高まっていき、冬至で陰が極まります。

このような「陰と陽」の関係は、もちろん季節にだけあるのではありません。

例えば・・・

陰|地|夜|女|寒|水|暗|静|内|・・・
陽|天|昼|男|熱|火|明|動|外|・・・

自然界のあらゆる全てのものに「陰と陽」は存在します。
中医学のベースになっている「陰陽学説」を、次回からもう少し詳しく書いていきたいと思います。





今日は夏至、電気を消してスローな夜を・・・☆



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