寒くなると、生理痛が酷くなる：漢方のチカラ：SSブログ

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寒くなると、生理痛が酷くなる　[中医学] [編集]

寒くなると、生理痛が酷くなる方はいませんか。
今日は、このことについて中医学的に見ていきたいと思います。

前回の記事で、寒邪について触れましたが、寒くなると生理痛が酷くなる原因は
この寒邪が深く関わっています。
というのは、寒邪は気血を凝滞させ、血脈を収縮させるからなのです。
血の流れが滞ると、生理痛が起きやすくなります。
冬になると、しもやけができやすい方は、元々身体を温める力が弱く、
そこへ寒邪が入ってきて血の巡りが悪くなっている方が多いです。
このような方は、冷えによる生理痛やしもやけに良い「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」
などの漢方薬が効果的です（漢方薬を服用するときは専門家に相談しましょう）。

食べ物では、しょうが、ねぎ、山椒、シナモン、よもぎ、にら、らっきょうなどの
温性で辛みのあるものがお勧めです。

また、冷えから生理痛が酷くなる方は、布ナプキンやコットンを使ったナプキンをおすすめします。
一般的なナプキンには高分子吸収材が使われていて、ゲル状になることで水分を逃さないように
なっていて、発熱時などに使用する冷却シートと同じ仕組みらしいです。
これがデリケートゾーンから女性を冷やし、女性特有のあらゆる悩みに関係していると言われています。

私は、ナチュラムーンのコットンのナプキンを使い始めたのですが、とても調子が良いです。
ケミカルのナプキンを付けた時のヒヤッとした感じがなくて、ふわっと暖かく、
肌に優しくてかぶれにくいので、敏感肌の人にもおすすめします。