前回の薬膳食材の続きです。
今日は、
「玫瑰花(まいかいか)」です。
玫瑰花(まいかいか)は、気を巡らせる働きのある「理気薬」の生薬で、
バラ科のハマナスの花のつぼみを乾燥させたものです。
中医学的には、肝胃不和による脇痛や上腹部が張って痛むなどの
症状に良いと言われています。
また、気を巡らせる作用とともに、血行を良くする働きがあるので、
瘀血(おけつ)にも良いと言われています。
私は、紅茶やルイボスティーに玫瑰花を2個入れて飲んでいるのですが、
ほのかにバラの香りがして、飲むととてもリラックスします。
緊張感や不安がある時や、生理前のイライラにも飲むと良さそうです。