漢方薬局の選び方 [漢方医&漢方薬局の選び方]
昨日は、漢方医(漢方内科)の選び方をご紹介しました。
今日は、漢方薬局の選び方をご紹介したいと思います。
私は、2店舗の漢方薬局で働いたことがあり、
自分自身も漢方薬局でお世話になったことがありますので、
その経験を元に書いてみたいと思います。ご参考になさってください。
「漢方薬局の選び方」も、基本は、前回の「漢方医の選び方」と同じなので、
ご覧になっていない方はそちらもご参照ください。
1、商品をごり押ししてこない。
漢方薬局でよくあるのは、その店舗の一押し商品をごり押ししてくるところです。
その患者さんに合っているものであれば良いのですが、
症状と関係ないのに関わらず、健康食品をごり押ししてくるところもあります。
そういうところは「その商品のマージン(利幅)が高いから」という理由が裏に
隠れていることもありますので、注意が必要です。
2、「薬が効かない、合っていない」と言ったら、もう一度考えてくれる。
「薬が効かない」「薬が合っていない」という訴えにも、証をもう一度判断しなおして、
漢方薬を変えてくれるのではなく、薬をどんどん追加してくるところは要注意です。
追加追加で漢方代が膨れ上がっていて不審に思っている人は、
全く別の漢方薬局で相談してみるのも良いでしょう。
3、予算に合った漢方薬を勧めてくれる。
良心的なお店は、きちんと予算に合った漢方薬を考えてくれます。
漢方薬局はお店で、こちらはお客なのですから、きちんと要望を伝えて
それにしっかりと応えてもらうことが大事です。
4、最終的には廃薬に向けてプランを練ってくれる。
体質改善ならば長く漢方薬を飲まないといけない場合も多いですが、
良くなってきたらだんだんと薬を減らして、最終的には廃薬していくのがベストです。
良くなっていかないのにダラダラと漫然と同じ漢方薬を飲まされたり、
良くなってもまた違う薬を飲み続けるように言われたりするところは、
お金を落としてくれる良いお客さんとしか思っていない可能性もあります。
5、創業○○年、全国に○○店舗などの言葉を信用しない。
前回の漢方医の3と関連しますが、こういった肩書きを鵜呑みにしないことです。
こういった漢方薬局でも、中医学の基礎を理解しておらず、漢方相談を受けている
ところも少なくありません。
前回の1や2のように、問診や望診、舌診(脈診は医療行為になるため薬局ではできません)
に時間をかけて、きちんと弁証論治をしてくれるところを選びましょう。
以上のことを読んでいたら、
何となく行ってはいけない漢方薬局がイメージできるかと思います。
漢方薬局で相談しているのに「?」と疑問に思うことが続いたら、
セカンドオピニオンで別の漢方薬局に変えてみて比較してみると良いですよ。
今日は、漢方薬局の選び方をご紹介したいと思います。
私は、2店舗の漢方薬局で働いたことがあり、
自分自身も漢方薬局でお世話になったことがありますので、
その経験を元に書いてみたいと思います。ご参考になさってください。
「漢方薬局の選び方」も、基本は、前回の「漢方医の選び方」と同じなので、
ご覧になっていない方はそちらもご参照ください。
1、商品をごり押ししてこない。
漢方薬局でよくあるのは、その店舗の一押し商品をごり押ししてくるところです。
その患者さんに合っているものであれば良いのですが、
症状と関係ないのに関わらず、健康食品をごり押ししてくるところもあります。
そういうところは「その商品のマージン(利幅)が高いから」という理由が裏に
隠れていることもありますので、注意が必要です。
2、「薬が効かない、合っていない」と言ったら、もう一度考えてくれる。
「薬が効かない」「薬が合っていない」という訴えにも、証をもう一度判断しなおして、
漢方薬を変えてくれるのではなく、薬をどんどん追加してくるところは要注意です。
追加追加で漢方代が膨れ上がっていて不審に思っている人は、
全く別の漢方薬局で相談してみるのも良いでしょう。
3、予算に合った漢方薬を勧めてくれる。
良心的なお店は、きちんと予算に合った漢方薬を考えてくれます。
漢方薬局はお店で、こちらはお客なのですから、きちんと要望を伝えて
それにしっかりと応えてもらうことが大事です。
4、最終的には廃薬に向けてプランを練ってくれる。
体質改善ならば長く漢方薬を飲まないといけない場合も多いですが、
良くなってきたらだんだんと薬を減らして、最終的には廃薬していくのがベストです。
良くなっていかないのにダラダラと漫然と同じ漢方薬を飲まされたり、
良くなってもまた違う薬を飲み続けるように言われたりするところは、
お金を落としてくれる良いお客さんとしか思っていない可能性もあります。
5、創業○○年、全国に○○店舗などの言葉を信用しない。
前回の漢方医の3と関連しますが、こういった肩書きを鵜呑みにしないことです。
こういった漢方薬局でも、中医学の基礎を理解しておらず、漢方相談を受けている
ところも少なくありません。
前回の1や2のように、問診や望診、舌診(脈診は医療行為になるため薬局ではできません)
に時間をかけて、きちんと弁証論治をしてくれるところを選びましょう。
以上のことを読んでいたら、
何となく行ってはいけない漢方薬局がイメージできるかと思います。
漢方薬局で相談しているのに「?」と疑問に思うことが続いたら、
セカンドオピニオンで別の漢方薬局に変えてみて比較してみると良いですよ。
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