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「腎」について [中医学]

今の冬の季節は、五臓(肝・心・脾・肺・腎)でいうと、「腎」にあたります。
今日は、その「腎」について少し詳しく見ていきたいと思います。

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腎は、精を蔵し、人間の成長と発育をつかさどっています。
生殖、生命活動の源であり、「先天の本」と言われています。
そして、腎は、水液(汗や涙、よだれ、唾液など)をつかさどり、
体内での水分の平衡を維持しています。
また、二陰(尿道と肛門)をつかさどり、排尿と排便の働きに関係があります。

腎は、骨をつかさどり、髄を生じることにより、骨や歯を丈夫にし、
脳の発達を促します。
また、腎は耳と経路でつながっています。


臨床でよく見られる腎の病症は、

排尿障害、耳鳴り、難聴、腰痛、遺精(性交によらない射精現象)、インポテンツ、
浮腫、消渇(のどがよく乾く)、めまい、下痢

などがあります。






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