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「紫蘇」について [生薬の話]

今日は、漢方薬の生薬に使われる紫蘇について見ていきたいと思います。

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「紫蘇」は、辛温解表薬のグループに属します。
外感風寒の症状(強い悪寒、軽い発熱、頭痛、関節痛、無汗)に、
胸がムカムカしたり吐き気がするなどの胃腸の症状が伴う時に用います。

「紫蘇」は、胃腸機能を調整し、消化を助け、吐き気を抑える働きがあるので、
胃腸型の風邪やつわりなどにも良いです。
また、魚介類の中毒やアレルギーも緩和することから、
生ものの魚などを食べるときは一緒に紫蘇を取ると良いです。
また、気の巡りを良くする効果もあるので、PMSや心が鬱々とする時に
料理に取り入れると良いでしょう。


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