「胃熱」と「胃陰虚」の違い [中医学]
前回、胃陰虚について少し触れました。
今回は、証の鑑別が難しい「胃熱」と「胃陰虚」について書いていきたいと思います。
「胃熱」と「胃陰虚」は症状が似ているようで微妙に違いますので、
それぞれの違いを鑑別のポイントにすると良いと思います。
胃熱
・胃に焼けるような痛みが出る(食べると痛みが増す)
・胸焼け
・食べてもすぐに空腹になる
・食べると酢っぽい水や苦い水を吐く
・歯茎の腫れ、痛み、出血
・舌は紅く、苔が黄色い
胃陰虚
・胃に軽い痛み
・胃の膨満感
・空腹感はあるが食欲はない
・吐き気を催すが吐けない
・口や舌の乾燥
・大便の乾燥
・舌は紅く乾燥していて、苔が少ない
胃熱は実証であるので、胃腸の熱邪をさまし取り除く治療をし、
胃陰虚は虚証であるので、胃腸の陰液を滋養し回復させる治療をします。
今回は、証の鑑別が難しい「胃熱」と「胃陰虚」について書いていきたいと思います。
「胃熱」と「胃陰虚」は症状が似ているようで微妙に違いますので、
それぞれの違いを鑑別のポイントにすると良いと思います。
胃熱
・胃に焼けるような痛みが出る(食べると痛みが増す)
・胸焼け
・食べてもすぐに空腹になる
・食べると酢っぽい水や苦い水を吐く
・歯茎の腫れ、痛み、出血
・舌は紅く、苔が黄色い
胃陰虚
・胃に軽い痛み
・胃の膨満感
・空腹感はあるが食欲はない
・吐き気を催すが吐けない
・口や舌の乾燥
・大便の乾燥
・舌は紅く乾燥していて、苔が少ない
胃熱は実証であるので、胃腸の熱邪をさまし取り除く治療をし、
胃陰虚は虚証であるので、胃腸の陰液を滋養し回復させる治療をします。