SSブログ

冷房の当たりすぎから肩こり [中医学]

今日は、二十四節気の「処暑(しょしょ)」です。

厳しい暑さが収まる頃と言われています。
今日の横浜は日中は暑かったですが、雨が降ってほんの少しだけ涼しくなりました。


最近は、肩こりでお悩みの方が増えています。
猛暑で冷房の当たりすぎから、血液の流れが悪くなって
筋肉が固くなっていることが原因のひとつのようです。

resize0009.jpg

軽い症状であれば、血行をよくする「婦人宝」を飲むだけでも和らぐこともあります。
試飲もできますので、どうぞお気軽にご来店ください。


「漢方カウンセリング がじゅまる」
〒222-0011
横浜市港北区菊名1-5-1
(東急東横線「妙蓮寺」駅徒歩1分)
045-567-8760

詳しくは、下記のホームページをご覧ください
https://gajyumaru-kampo.com/




長引く風邪に、様々な漢方 [中医学]

今朝は最低気温が10℃に届かず、ようやくこの時期らしい寒さを体感しました。

resize1557.jpg

さて、一昨日は、お店が終わって漢方の勉強会に行ってきました。
今回のテーマは、風邪と咳 季節の病への対処でした。

風邪に関連したご相談で多いものは、
「風邪が良くなったのに、咳や鼻水が治らない」といったものです。

風邪をひいて初めは病院に行って、もらった薬を飲んで熱は下がったのに、
その後しつこく咳や鼻水だけがずっと続いていて、体調がすぐれず、
「こういう症状は漢方がいいんじゃないか」と思って来られる方が多いです。

お話を聴いていると、体の中に熱がまだ残っていて、
からだを潤す水分が少なくなって炎症が起き、咳や鼻水が出ているようです。

その場合は、体の熱を冷まして潤す漢方や上がった気を降ろす漢方が有効です。
また、咳によって体力を使ってしまった時は補気剤もプラスすると、
治りが早くなります。

風邪の漢方というと「葛根湯」が思い浮かぶかもしれませんが、
長引く風邪の症状の場合には「葛根湯」は効かないどころか、
悪化してしまう可能性もあります。

風邪に効く漢方は、実に様々な種類があります。
長引く風邪でお悩みの方は、問診に時間をかける漢方の専門家にご相談くださいね。


「漢方カウンセリング がじゅまる」ホームページ
https://gajyumaru-kampo.com/






口の味覚が変な時 [中医学]

先週は秋晴れの横浜でしたが、今週は曇り空が多くなりそうです。

resize1550.jpg

さて今日は、口の中の異常な味覚について書きたいと思います。
中医学では口味(こうみ)といいます。

風邪をひいて熱が出て、「口がなんだか苦いなぁ」という経験はないでしょうか?
「口味」を問うのは中医の問診の一つで、
口の中の味覚を尋ねて、病変を知る手がかりにします。


具体的な例を挙げていきます。

1・味覚を感じない、美味しく感じられない。
  →胃腸の機能の低下。食欲不振になることが多い。

2.口の中が甘くて、ねばねばする。
  →脾胃に熱と湿がたまっている。

3.口の中が酸っぱい。
  →酸っぱい味が肝に入り、肝の熱が口まで昇ってきた。
  →暴飲暴食により、脾胃が損傷されて、食物を消化しきれていない。

4.口の中が苦い。
  →身体の中に熱がこもっている。または、心や胆の異常(胆汁は苦い)。

5.口の中が鹹い(塩辛い)。
  →腎病および寒証に見られる。


もしかして、ずっと口が苦いなどで悩まれていて、
病院に行けば「異常なし」と言われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

中医学では、そのような口の味覚も重視します。
その場合は、口だけを重点的に診るのではなくて、
それはどこの臓腑から来ているのかなど、原因を探っていきます。

そして、漢方薬を使って体質を改善していけば、味覚が治ることもあります。
もし、お悩みでしたらお気軽にご相談くださいね。


「漢方カウンセリング がじゅまる」ホームページ
https://gajyumaru-kampo.com/




「しもやけ」対策は今から [中医学]

今日は二十四節気で「霜降」と言われ、
朝晩の気温が低くなり霜が降りる頃といわれています。
そのとおり今日は風が冷たく、お店も初めて暖房を入れました。

resize1516.jpg

この時期からご相談で増えてくるのがしもやけのお悩みです。
なった方はお分かりかと思いますが、痒くて辛いものですね。

中医学ではしもやけは、血寒証の人がなりやすいと考えられています。
血寒証とは、冷たい空気に触れるなどよって血流が滞り、
陽気を手や足の末端まで巡らせることができない体質で、
しもやけになりやすいです。
生理痛もギューッと絞られるように強く痛む人が多いです。

漢方で体を温めて血の巡りを良くすると、
しもやけになりづらくなり、生理痛も軽減していきます。

しもやけはなってからではなかなか治しづらいので、
本格的に寒くなる前の今から予防するのをおすすめします。
私もなりやすい体質なので、今月から予防の漢方を飲んでいます。
毎年、しもやけにお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談くださいね。


「漢方カウンセリング がじゅまる」ホームページ
http://gajyumaru-kampo.com/




秋は、痔になりやすいです [中医学]

ようやく秋らしいお天気になりました。

resize1505.jpg

秋は、五臓で言うと  にあたります。
同じグループには、「大腸」や「燥」があり、
秋は乾燥して痔が悪化しやすい季節でもあります。

痔は、

・体内に熱がこもっていて便秘気味の人
・血の巡りが悪い人
・気や血が足らなくて排便後に疲労感がする人

がなりやすいです。

長期にわたる便秘や下痢は、排便時間が長くなり
肛門に大きな負担をかけて痔を形成してしまいます。
漢方では、足りないところを補い、余分なものは出して、
排便リズムを整えて痔を改善していきます。

痔の相談は他人にはしづらいかも知れませんが、
当店では誰かに聞かれることなく気兼ねせずご相談していただけるので、
どうぞお気軽にご予約くださいね。


「漢方カウンセリング がじゅまる」ホームページ
http://gajyumaru-kampo.com/